TOEICスコアアップのコツ。あなたのタイプ別に勉強法を紹介。

このページを読むとわかる事
・あなたのタイプ別にTOEICの勉強法を紹介
・リスニングが苦手なら聞き流し教材を利用して、英語のリズム、周波数に慣れよう
・読解の時間が足りないなら過去問.comをやり込め!
・最短でスコアを上げたいならTOEICに特化した英語教材「スーパーエルマー」がおすすめ!
TOEIC対策で苦しんでいる方の中にはリスニングの中でもpart3,4が苦手な人、リーディングが苦手な人、リーディングの中でもpart7が苦手な人など、様々な特徴があります。
そこで今回はTOEICの対策方法をその人の特徴別(苦手別)に解説しています。

リスニングが苦手な人

対策1 英語のリズムに慣れる(強調して発音される単語は何か)

リスニング全般が苦手な人(何を言っているのか聞き取れない人)はまず英語のリズムになれることが重要です。
英文の中にも強調して話す単語と、そこまで強調せずサラっと流したように発音される単語があるのはご存じですか?
だいぶ大雑把な言い方になりますが副詞(~lyで終わる単語が多い)はサラっと発音されることが多いです。そこまで重要な情報を持たないからですね。
しかし、基本は相手の知りたい情報、自分の伝えたい情報を強調して発音する事。これは日本語でも同様です。
例えば「次の会議はどこでありますか?」聞かれた場合「次の会議は第4会議室で15時からです。」と答えたとしても下線の部分を強調して話しますよね?
逆に「次の会議は何時からですか」と聞かれた場合、「次の会議は第4会議室で15時からです。」と15時からを強調して発音するはずです。中には「次の会議は15時から第4会議室です」と聞かれた内容に従って語順を入れ替える人もいるかもしれません。
このように対話文では何が聞かれたのか?そして相手の返答は何が強調して発音されるであろうか?など推測しながら聞き、英語のリズムに対応していることが大切です。
ひと昔前のセンター試験にはこのような問題がありました。(参考外部リンク:http://www11.plala.or.jp/kaisyu/center/2007/intention3.html
このような問題から対策することで必ずリスニングの点数は伸びてきます。
参考テキスト

対策② 音読をする

リーディングはそこそこ点がとれるのにリスニングの点数がいまいち伸びてこない….

 

このような方の原因は自分が思っている発音と正しい発音が異なっているということです。

例えば、生き物という意味を持つこの単語”creature”何と発音しますか?

正解は「クリーチャー」と発音します。単語の字面だけ見ると「クレアチャー」と発音しそうな感じですが、「クリーチャー」です。

このような発音を蔑ろにした勉強をしているとどうなるかというと、単純に聞き取れなくなります。

 

  1. 「クリーチャー」という単語がリスニング音声から流れてきた。
  2. でも、「クリーチャー?知らない単語だな」と思って、回答できなかった。単語を知らないのは仕方ないよね。家に帰って単語覚えよう。クリーチャーってどんな意味だろう?
  3. しかし、解答をみて復習すると「なんだcreatureか!知っている単語じゃないか!」となる。

 

これは非常にもったいない。このような体験ありませんか?知らない単語だと思っていたのに、解答を見たら知っている単語なんです。

これは頭の中で思っている単語の発音と正しい発音との間に乖離があるため生じる問題です。

 

これを解決するには単語を覚える際に発音も一緒に覚えるのはもちろんですが、音読が効果的です。

文章を音読する過程で発音が曖昧な単語を効率的に見つけ出すことができ、発音を確認することができます。

また、このような聞き流し教材があれば、CDの音声と比べることで間違った発音にも気づき訂正することができます。

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英語教材の比較記事はこちら

リスニングの中でもpart3,4が苦手な人

英語のリズムはわかる、音声だってある程度聞き取れる、なのにpart3,4だけ点数が伸びない。という方は問題形式に慣れていない可能性が大です。

part3,4の対策法、それは何といっても問題文の先読みです。

これに関しては前回の記事に方法等詳しく書いてありますのでぜひご覧ください。

リーディングが苦手な人

part5が苦手な人

TOEICのリーディング問題は何といっても速読力がものを言います。

しかし、いきなり膨大な量の長文を読んで速読力を鍛えるのは不完全燃焼になりかねませんし、何より時間がかかります。

そこでpart5のような短文から速読力を鍛えていくことが効果的です。

 

また、part5には2秒で解けるような問題が大量にあります。

こちらの問題をご覧ください。

これはinsistの後はonが来るということを知っていれば2秒で解ける問題です。「insist on ~」で「~~を主張する」です。

そのため、part5ではまず①選択肢を見て、どのような形式の問題なのか、どのような知識を問う問題なのか見極める。②問題文をみるという順番で解きます。

 

この問題の場合、coachという単語を基準に様々な形のcoachが並んでいるのでcoachの適切な形を選ぶ問題だとわかります。

そこで空欄の前にconsiderを発見、答えは~ing形だとわかるわけです。

このように必要な情報を文章中から探し出すことを「スキャニング」といいます。

part7では膨大な量の文章の中から自分の探したい情報だけ探し出して、解答するためスキャニングの技術が不可欠です。すべて読んでいては時間がたりません。そのため、まずはpart5のような短い文章でスキャニングになれて、part7に応用といった順番が効率の良い勉強法でしょう。

私は実際にpart5をやりこむことでpart7の点数を自動的に上がりました。

 

さて、part5のような形式の問題を大量に練習するにはこの過去問.comというサイトが非常にオススメです。ぜひこのサイトで大量の問題にあたり、点数アップにつなげてください。

過去問ドットコム

TOEICの過去問 | 予想問題題を出題します。年度やジャンルを指定して出題ボタンを押すことで出題が開始します。…

part6,7が苦手な人

ここでこそ速読力がものを言います。

しかし、いくら早く読めてもTOEICで紙面に書いてある文字のすべてに目を通すのは無理があります。

そこで重要な力が先ほどご紹介した「スキャニング」です。

スキャニング能力はpart5の対策をする過程で同時に鍛えることができます。まずはpart515分以内(できれば12分程度)で解き終わることを目標に始めてみてください。

TOEICに特化した教材なら「スーパーエルマー」がオススメ!

TOEIC対策に特化した聞き流し教材もあります。

それがこのスーパーエルマーです。

しかし、このスーパーエルマー、スピーチを聞きながら英語のリズムや語順を理解するという教材になっているため、会話文が全く出てきません。

そのため、英会話を勉強したい、海外旅行で少しくらい英語が話せるようになっておきたい。という方には向いていません。

 

先ほど、スーパーエルマーは聞き流し教材だと書きましたが、私が思うに、「スーパーエルマー」は正確には聞き流し教材ではありません。

英語をカタマリ毎に理解するという録音方式、「SIM同時通訳方式」をもとにかなりレクチャーに近い形の音声が録音されています。すなわち、「聞き流す」のではなく、「しっかり聞き耳を立てて聞く」ことが重要になってきます。

ぜひ以下から「スーパーエルマー」の音声を視聴してみてください。他の聞き流し教材とは録音の仕方、翻訳の仕方が異なることがわかります。

「スーパーエルマー」を視聴してみる

また、穴埋め式のテキストも付いてくるので、家事をしながらや通勤時間で英語を聞き流すことでスコアアップを狙おうという方にはオススメできません。しかし、隙間時間で少しでも勉強時間が取れる方、確実に短期間でスコアアップを狙う方にはオススメです。

 

また、私が「スーパーエルマー」を試した際の体験談も以下の記事に書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。