聞き流し英語が向いてる人、向かない人

この記事を読んでわかること

・聞き流し教材が向いている人のタイプ

・聞き流し教材が向かない人のタイプ

・聞き流し教材がを使いこなすために心構えと準備

私は10年以上聞き流し教材を愛用して英語を勉強しています。

そのおかげもありTOEICではほぼ対策をせずともリスニングで400点以上とれるようになりましたが、聞き流し教材にもオススメできる人、できない人がいます。

私が愛用している教材はスピードラーニングですが、ここで紹介することはどの教材においても共通して言えることだと思います。

(なお、今回は「スピードラーニング英語」というベーシックなコースに関しての難易度、心構えを紹介しています。)

1.聞き流しがオススメできる人

聞き流し教材が向いている人

  • 文法がある程度理解できている人
  • 単語力がそこそこある人
  • 聞き流し以外にもテキストを読んで勉強できる人

順に補足します。

・文法がある程度理解できている人

いくら聞き流しと言っても本当に聞いているだけならそれは雑音(ノイズ)です。

ある程度文法が理解できており、流れてきた英文と日本語訳の対比ができて初めて学習になります。

そしてその日本語訳が間違っていたならなぜ間違っていたか確認する。そういったサイクルが高速で何回も繰り返せて初めて聞き流し教材の真価が発揮されます。

 

全く勉強したことがないベトナム語やロシア語を毎日10時間、1年間聞き流したところで1年後に喋れるようになると思いますか?

 

僕には到底思えません。前提知識がないベトナム語やロシア語はノイズとして処理されるからです。

 

では喋れるようになるのに足りないのは何か?

 

皆さん、ベトナム語の聞き流し教材を渡されてペラペラになれ!と言われたら少しくらい文法を勉強しますよね?

 

でないととんでもない遠回りになるはずです。

 

つべこべ言わずに文法は勉強すべきなんです。遠回りしたくなければ。

 

私が愛用しているのは「スピードラーニング英語」というコースですが、効果的に使おうと思うなら高校生低学年レベル(過去完了、受動態など)の文法知識は欲しいところです。

文法をもう一回やり直すためにはスタディサプリというアプリがオススメです!

・単語力がそこそこある人

単語も同様。知らない未知の単語の場合、ノイズとして処理されてしまうためある程度は必須です。

教材の8割は知っている単語で構成されていることが望ましいでしょう。

 

さて、どうやってその単語力を測るのか?

 

もちろん教材を一通り聞いてみて、テキストも確認してみて未知の単語をピックアップしていくことがベストですが、そんな事せずとも簡単に測れるサイトがあります。

英語学習者ならほとんどの人がお世話になったことがあるであろう、「weblio」です。

 

このページのテストを3回やってみてください。1回のテストは2分半ほどで終わります。

3回の平均点が70点以上なら合格です。3回やるのは単語の偏りをなくすためです。

 

・聞き流し以外にもテキストを読んで勉強できる人

言いたい事はここまでの内容とほぼ同じです。

流れてきた英文を雑音として処理してはダメです。

理解できない文があったらテキストを見て文構造や文法構造を確認してみる。

聞き取れない単語があればテキストから確認して単語帳に追加する。

こういった取り組みが必要になります。いちいち文法を解説したり、単語をまとめたり、そこまでの面倒は見てくれません。

 

でも、出てくる英文が毎回理解不能で、単語も聞き取れない。そのような状況では毎回テキストを開いて、辞書を引いて…という作業が必要になります。

そんなの嫌になっちゃいますよね。

だからこそある程度の文法知識と単語力が前提になります。

2.聞き流しがオススメできない人

当然上記の内容の反対になります。まとめると、

聞き流し教材が向いていない人

  • 高校低学年レベルの文法が理解できていない人
  • 単語力がない人→weblioテストで診断してください。
  • 机に座ってテキストを読んで勉強する習慣のない人

このような人には聞き流し教材は向いていません。

まず、高校の文法書、参考書を購入して勉強したり、単語力を高めるのが先です。

 

聞き流し教材はどれも安い買い物ではありません。

しかし、それを宝にするもゴミにするもあなたの使い方次第です。

ここで紹介したようなことを肝に銘じて、しっかりと準備したうえで臨んでください。