聞き流し学習は効果ないのか
スピードラーニングをはじめ、聞き流し教材についての口コミをネットで調べると「効果なし」といったマイナスの評価が多いですよね。
それもそのはず、聞き流し学習は
「聞く→わからない所をもう一度聞く→まだわからなければ台本(スクリプト)を確認する→聞き取れなかった理由を分析する(文法なのか?単語なのか?)→その内容を復習する」
といったプロセスが踏めて、初めて効果的な学習方法になるからです。決して聞き”流す”だけで効果があがるなどと都合の良いことを考えてはいけません。
赤ちゃんは「聞く→分析する→復習する」といったプロセスを踏んでいませんよね?にも関わらず、なぜ赤ちゃんは言語を習得できるのでしょうか?
その秘密は”周波数”にあったのです。
そもそも日本語と英語は周波数が違う
これは日本語と英語の周波数特性で説明ができます。
英語は日本語に比べて破裂音や摩擦音が多いため、日本語よりも周波数が高くなる傾向にあるのです。
高周波の音に慣れていな日本人は聞き取れないため、英語のリスニングが苦手だという説があります。そのため聞き流し学習でその音域に耳を慣れさせれば良いわけです。

破裂音は子音の調音方法の一つで、 口腔内で閉鎖を作って気流が逃げないようにした後、閉鎖を開放した瞬間に発する音です。日本語では「パ」「カ」「ガ」等の子音が当たります。英語ではそれぞれ「p」、「c」、「g」に当たります。(例 pirot, cap, gapなど)
摩擦音とは調音する際、声道内に狭い隙間をつくり、空気がその狭めを通るときに噪音を発する音で、「シュー」という音がまさしく摩擦音です。英語ではshrine, shoot, monthなどが当たります。
英語特有の周波数に慣れるためにリスニング教材を活用しよう!
英語の聞き流し系の教材と言えば、元祖は『スピードラーニング』に始まり、今では様々な教材が混在しています。
数ある聞き流し教材の中で当サイトがお勧めするものは「ネイティブイングリッシュ」です。
ここからネイティブイングリッシュの優れた点について解説していきましょう。
ネイティブイングリッシュの良い点① 二段階再生スピード
聞き流し系の教材は再生スピードが遅すぎることが多く、実際に学校のリスニングテストやTOEICに比べると、ずいぶん遅く感じるでしょう。
スピードラーニングの口コミを見ても、スマホアプリやwalkmanなどで1.25倍から1.5倍速で聴いているという口コミが多いです。
でも、わざわざスマホアプリや音楽プレーヤーで再生スピードを変えるのは面倒ですよね。
しかし、このネイティブイングリッシュでは二段階の再生速度で音声が収録されています。そのうえ、音声の再生スピードの順番も工夫されており、リスニング用CDでは最初に1.5倍速を聞き、その後に通常速度の音声を聞くことによって通常速度がまるでスローモーションのように聞こえるように工夫してあります。このスローモーションのように聞こえるという感覚が重要で、これに慣れてしまえば、リスニングテストで「早すぎて聞き取れない!」といった苦労もなくなります。
同様に、スピーキング用CDでは0.75倍速の後に通常速度が来るように収録してあります。日本人は英語の発音や口の動きになれていないため、英語に適した口の周りの筋肉が未発達です。そのため、最初に0.75倍速のゆっくりした音声で口の動きを練習し、その後通常速度の音声でそれを流ちょうに発音できるように磨きをかける。という流れになっています。
こちらからネイティブイングリッシュのサンプル音声を聞くことができます
ネイティブイングリッシュの良い点② テキストが充実
当サイトはスピードラーニングとネイティブイングリッシュの比較をメインに行っているサイトですので、スピードラーニングとテキストの比較を行いますが、ネイティブイングリッシュのテキストはスピードラーニングに比べてかなり優秀です!
スピードラーニングのテキストは日本語と英語の対訳が書かれているのみ(見開き1ページに左ページが英語、右ページが日本語といった形)ですが、ネイティブイングリッシュテキストは収録音声の対訳はもちろん、登場した表現方法のポイントまで事細かに書かれています。
ネイティブイングリッシュはレッスンが168回分収録されていますから、168回分のテキストがしっかりと用意してあり、そのテキストのボリュームからも「このテキストを終えるころには英語ができるようになっているだろう」と自信とやる気を与えてくれるものであります。

ネイティブイングリッシュの良い点③ 圧倒的なボリューム!
前の章でネイティブイングリッシュは168日分のレッスンが収録されていると書きましたが、ネイティブイングリッシュのメリットの1つにこの圧倒的なボリュームがあります。
ネイティブイングリッシュには主に3種類のCDが用意されており、それぞれリスニングCD、スピードラーニングCD、英語のみのCD(ナチュラルCDとネイティブイングリッシュでは表記してあります)となっています。これにもれなくついてくるニュアンス解説CDを合わせると全部でCDは22枚!総再生時間は23時間!、容量は2.4GB(itunesに落とした場合)にも及びます!
ネイティブイングリッシュの良い点④ 価格の安さ
スピードラーニングは最もオーソドックスなコース「スピードラーニング・英語」において1巻5,100円ということになっており、全48巻を揃えようと思ったら20万円以上の金額がかかります。
しかし、一方でネイティブイングリッシュは買い切り型の教材で値段は29,800円。スピードラーニングのように毎月教材が送られてきて、5,100円を口座から引き落としといった形ではないので安心して購入、継続することができます。
ぜひ、スピードラーニングよりもコストパフォーマンスに優れ、テキストも充実したネイティブイングリッシュを使ってあなたの夢を叶えてください!